昼の中の夜
迎えてしまった朝の日々
閉ざされたままの宝箱
鍵は誰が持っていたか
我が見つめるところを知るまでは
地上にあの懐かしい野を取り戻そうとして
天の星々からもわかるようにと
わずかばかりの火を灯したものだ
しかし、今はどうだ?
打ち棄てられた灯台をよそに
錨を下ろすこともなく 過行くばかりの
導き手を失った船たちよ!
わたしは海の底に横たわり
陽光の影を見上げる
いつか眺めていた窓越しの太陽も
同じようなものであった
塵となった骨がさまよい出でて
わたしの手を取り、目を閉ざす
過ぎ去った者たちの思い出話に
耳を傾けてみようか
狂人のソネット
世捨て人のカノン
在りし栄華を悼む
名もなき王の凱歌
しかし、わたしはまだ語らなければならない
決して絶えない輝きの
ただひとつに報いるべく
果てなき旅の続きを!
流れゆく波の彼方から
ひとりが鐘を鳴らしてやって来た
鐘の音は遠くへ去って行ったが
わたしは今もその音を聴いている