賛美、泡沫のような賛美が
魅入る者たちの顔を映し出し
御伽話は飽和した
親しき登場人物の名や生き様を記すべく
胸の内に 僅かに
残っていたはずの彼らの声は
雑踏に搔き消された
目も眩むほどの光に照らされた宝を
見せびらかさずにはいられなくなり
なけなしの財をはたいて作られた祭壇に
眠っていたのは誰だったか?
幻はやはり幻にすぎなかった
それでも霧の向こうの道は照らされている
時はあざ笑うかのように
優しい微笑みを湛えて見守る
幸福のさなかにある者は すでにひとつの
結末に辿り着こうとしている
昼は夜を、夜は昼を、互いを忘れたことはない
幻影が私のそばを通り過ぎてゆく
夢心地の〈聖域〉と 水平線の続くところで
同じように思い出し
彼らも私も 同じように旅を始めるだろう
歌え!
導け、導け、
そして地を彷徨う。
凱旋せよ、視ている、
そして独り歩み続けろ。
魅入る者たちの顔を映し出し
御伽話は飽和した
親しき登場人物の名や生き様を記すべく
胸の内に 僅かに
残っていたはずの彼らの声は
雑踏に搔き消された
目も眩むほどの光に照らされた宝を
見せびらかさずにはいられなくなり
なけなしの財をはたいて作られた祭壇に
眠っていたのは誰だったか?
幻はやはり幻にすぎなかった
それでも霧の向こうの道は照らされている
時はあざ笑うかのように
優しい微笑みを湛えて見守る
幸福のさなかにある者は すでにひとつの
結末に辿り着こうとしている
昼は夜を、夜は昼を、互いを忘れたことはない
幻影が私のそばを通り過ぎてゆく
夢心地の〈聖域〉と 水平線の続くところで
同じように思い出し
彼らも私も 同じように旅を始めるだろう
歌え!
導け、導け、
そして地を彷徨う。
凱旋せよ、視ている、
そして独り歩み続けろ。