1/07/2024

2024/1/7

目的地に向かうために、とある存在しない大きな駅に着く。駅前は大きな広場になっており、広場の下にはバスターミナルがある。駅の周辺は広大な住宅地が広がり、道路が平坦に整備されている。駅の出入口は二つあり、一つはいわゆる正面口と呼ばれる大きなもので、広場に沿ってコンビニが一軒あり、正面の広場にぽつぽつと花壇が配置されている。二つ目は小さく、階段はないが一人分の幅のエスカレーターが通っている。まず、正面口に出て、私はある詩の一節を考える。「蒲公英よりもむしろ……」の「……」に花の名前を入れようとしていた。花壇に蒲公英が現れた。空白の一節に「青のアネモネ」と入れることとした。青色のアネモネが咲いた。私はどこかに行こうとしていた。私は二~三泊はできるくらいのキャリーケースを携えていた。目的地から駅に行くこともあったので、旅は今回が初めてではなかった。とはいえ、この駅に着くたびに初めて見たときのような新鮮な心持がするのだった。正面口から一旦駅に戻り、小さな出口から外に出ると、左方向に通路が続いている。まっすぐ進むと二手に分かれて、さらにその先を進むと下の大通りに降りる階段が続く。こちらの方が正面口よりも花壇が多く、一か所にまとまっている。私はこの花壇に青のアネモネが咲いているのを見た。